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食器洗浄機についてプチ検証

2016年2月23日

建築

食器洗浄機について。

MieleやAEG、GAGGENAWなどの海外メーカー品はフロントオープンタイプ(扉を倒す方法)で、国産メーカーは

スライドオープン(引き出し式)が一般的。

スライドオープンは引き出して上からしか食器の出し入れができず、さらにトレイ(かご)は2段。

排水が食洗機真下になるので浅型が主流。(唯一Panasonic製が深型をラインナップ)

一方海外メーカーが採用するフロントオープンはトレイが3段(最上段はカトラリー専用トレイにもなっていてこれが重宝)あり、

扉を倒せばどのトレイも随時引き出せ収納することが可、排水も横抜きなので深さも確保され容量差は歴然。

 

貴船の家ではMiele社製を採用しており、個人的にはフロントオープンの方が食器を多く収納でき使いやすいかと。。。

 

国産品ではハーマン社がフロントオープンも用意していたが今後撤退の動きも。

そんな中、Rinnaiからフロントオープン式が発売。(以下カタログ)

それでも依然排水の関係で浅型のため、トレイは2段(カタログ写真参照)

一般的な45cm幅タイプで比較してもカタログ表記では1回に収納できる食器は6人分(下カタログにも記載)

海外品では9人分と記載されているのが実態。

食器洗浄機moKA

あとの違いは国産品は給湯配管が必要で、海外品は単水配管で、食洗機側で給湯する。

これは優劣つけがたいが、国産品だと寝る間際に食洗機をスタートさせると給湯機の電源は翌朝までつけておく事に。

節水や洗浄延べ時間は国産品のほうが相対的に少ないが大差はないかと。

 

国産品が優位かと思う点は、洗浄後の乾燥を機械により一連の機能として備える。

海外製は余熱乾燥なのでより食器の乾きを期待するなら、一連の作動後に扉を少し開けてあげる必要がある。

(実際我が家でもこれをしてます。。。)

 

あとはコストは国産品のほうが断然安い。

目安としては同じ45cm幅タイプとして、国産品が100%とするならば、海外品はメーカーにもよるが150〜200%となる。

国産品で洗浄容量を多く確保するなら、食洗機幅を60cmタイプにするのもあり。

 

 

 

 

 

 

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