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モダニズムに触れた日

2018年2月28日

アート , デザイン , ライフ , 建築 , 旅行

「モダニストの日本美」@三重県立美術館

石元泰博の単なる写真展ではない。。。

日本の古典美と西洋モダニズムにみる類似とその系譜。

企画展は三岸好太郎の「現代建築は投影する」という言葉から始まる。

当時の最前衛の西洋建築に東洋的なものが現れると。

遡れば、書院造りに見られる装飾のない機能性、規格統一(畳など)、構成美など。

合理性を追究したモダーン。

重なる要素、これらを見いだした先人達。

ブルーノタウトやイサムノグチや丹下健三など建築的視点も絡まり、そして結びに石元氏の桂離宮。

いいです。

下の写真は美術館ロビーにある「柏戸イス」S-7165  by 剣持勇+天童木工

今回の企画展のなかにも登場。

そしてレーモンドホール@三重大学

県立大学が国立大学に吸収されたときに唯一移設された建築。

単純矩形平面、挟み梁でなく最小限の丸太材で構成される架構のあらわし。

登録有形文化財。

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