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韓国ソウル建築探訪1

2013年8月13日

旅行

韓国ソウル建築探訪を4回に分けてレポート。
アジア最大級のハブ空港「仁川」へ初めて降り立つ。
設計は英国建築家テリー・ファレルにより、大型船舶の帆をイメージした流美なデザインが特徴。


空港からソウル市街地へは送迎車で約1時間。
車中、漢江越しにみるビル群。
川辺に建つ施設は音楽ホールだそうだが、運営採算が見いだせず使われないままの状態だそう。

まずは、最大の目的、Leeum美術館(日本語サイトあり)へ。
ここはサムスン電子が運営しており、3人の巨匠建築家が設計している。
手前の黒い建物はジャン・ヌーベル、茶のタイルのがマリオ・ボッタ、あとはレム・クールハウス。
このうち2人がプリッカー受賞者である。
(写真奥にみえるのが宿泊するHYATT)

広場には屋外アート。

アプローチ。写真左側がクールハウス設計。(企画展の棟)
足元に埋め込まれた、切り替わるデジタル数字は宮島達男の作品。

メインエントランスホールはマリオボッタ。

ミュージアム2はジャンヌーベルで、設計者が異なる建物がコネクトしているのに驚き。
こちらの棟は現代美術。
写真はとれないので画像はないが、その収蔵に興奮!
韓国といえばのナムジュンパイク、草間、ダミアンハーストに、リヒター、シンディシャーマン
などなどなど。億は下らない作品ばかりで、さすがサムスン!といったところ。
常設展ではあるが、天井がフラップ式で、そこに仕込まれた照明の仕方、可変性にひと工夫。
これも写真におさめたかったが、NG。。。

ホールには村上隆。

写真左の、上広がりの円柱部が階段コア。
吊りガラスケースの展示手法は、谷口吉生氏のオマージュ?
マリオボッタ棟は常設展で韓国の伝統美術作品が並ぶ。

階段部。

吹抜見下ろし。

階段の手摺は壁の凹部を利用。
作品は庄司達氏をおもわせる。。。(過去のブログより

ミュージアムショップの陳列什器は、USMハラーシステム。
お金掛かってます。。。

企画展は「カルダー」

GRAND HYATTへチェックイン。
(ちなみに建築のノーベル賞といわれるプリッカー賞はHYATT財団が授与しているとのこと)


客室フロア廊下。
微妙に湾曲していることで奥の部屋まで見通しすぎないプライバシーに配慮。

部屋からの南側眺望。

北にはソウルタワーがみえる

客室。

サニタリー。
洗面ボウルトップの高さは床から約90cmと高め。

屋外プールの利用は18時までだが照明は夜通し点灯。

ロービーのラウンジからの夜景もgood

プールサイド。

風除ホール。

レポートはつづきます。。。

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