3月に入り建築系の大学では卒業設計展があちこちで開催。
非常勤講師でお世話になっている愛知産業大学も金山の都市センターで開催中。
先日は外部講師を招いての講評会も開催しました。
視察も兼ねて名城大学建築学科の卒業設計展。
我々の時代よりPCでの画像処理、CGも駆使し確実に表現手段は向上。
とはいえ設計とはソリューション、その場が抱える諸問題をクリアしたり
新たな人の集いの場を創造するのが建築の果たす役目。
設計者の想いをいかに反映できるかは今も昔も変わらない。。。
名城大学を訪れたのはもう一つ、仙田満氏を招いての講演会。
昨年優勝した広島カープ。その要因の一つに設計された新広島市民球場という建築の力も
あったのだろうと思わせる仕掛けの数々。
「人が集まる建築」を目指し、理論とデザインと技術で成し遂げる。
遊環構造や十字型設計法という設計テクニックのお話も興味深かったのと
「設計はその仮説が正しいかを証明する機会」というお言葉が印象的でした。。。