2010年7月20日
先日東京出張の際、松屋銀座でリチャードジノリの特別販売に遭遇。
(リチャードジノリは、いわずと知れた1735年創業の伊陶磁器ブランド)
そこで、ジオ・ポンティデザインのデミカップを発見。
右がジオポンティのデザインで、左はジャン・バティスタ・ヴァンノッツィ デザインのオールド品
店員の方も陶磁器やデザインが大好きのようで、ジオ・ポンティの建築作品集まで
持ち出してきて熱く語ってくれました。
ちなみにジオ・ポンティとは、イタリア建築界の父と呼ばれる人で、1923~30年まで
ジノリのアートディレクターとしても活躍。
写真のカップからもわかるように、古典のモチーフからインスピレーションを得た独自の
作品を多く生み出しました。
実はわたくし、デミカップをコレクションしていて、ついでにいくつか紹介。
こちらは14年前、新婚旅行先のミラノのジノリで。
デザイナーは分かりませんが。。。
こちらは2年前の北欧旅行先で。
左がウェッジウッド社、ジャスパーコンランのデザイン、右が伊TAITU、エミリオバーガミンのデザイン。
こちらは左がミュージアムショップで購入したクリムトの絵がはいったもの。
右が先ほどと同じ伊TAITU、エミリオバーガミンのデザイン。
イタリアントリコロールにゴールドが配色されたバランスがいいですね。
次は左がマドリッドで購入したスペインの伝統工芸による陶器。
右がフィンランドiittalaのタイカのシリーズ。デザイナーはクラウス・ハーパニエミ。
最後は左がフィンランド、アラビア社のロゴが入ったもの。
右がiittala、デザイナーはアンナ・ダニエルソン。
自分としては、普通サイズのカップでなく、とにかくデミカップを。
この小さいカップ&ソーサーの限られた中で展開される、絵柄と色彩。
建築デザインにも通じるところがあると。。。
特にエスプレッソを好む文化からも、イタリアデザインのものがGOOD。
日本のデパートには、このサイズのものは需要がないのか、あまり入ってこないから残念。
反面、収集欲が沸くわけですが。。。