長崎は軍艦島上陸。
周囲1.2kmの島に5300人が暮らし当時世界一の人口密度。
国内最古の高層RC造アパート、緑が少ないなか屋上農園など住民自ら発案。
出航した長崎港ターミナルビルは横たえた楕円シリンダーに斜めカットの円柱、設計は高松伸。
幅30m河川内に橋脚を架けない、国史跡である出島側に反力を負担させない構造的にもテクニカルな施し。
流線リブのサイドビューがとにかく美しくて、とっさに頭に浮かんだのはテスタロッサなのです!
長崎原爆資料館は久米設計、受付から螺旋スロープで時間軸と共に現代から降下し1945年に達したところから展示空間へ。
竜宮城を連想させる天平式楼門をくぐるとかつての浴場施設。
木造のこちらも氏の設計で現在は見学可能な資料館。楼門天井には4つの干支が描かれ、東京駅にある8つと干支とあわせて12になるんだと。