2011年2月20日
所属するJIA・日本建築家協会 住宅研究会で企画した
「吉村順三展」が東区鐘木町の鐘木館で行われました。
吉村順三はレーモンド設計事務所を経て独立。
生涯設計した建築が329あり、そのうち237が住宅。
派手な仕掛けや装飾はないですが、日本の伝統的な木造が染み込んだ作風は
ファンが多い建築家。
愛知県立芸術大学や八ヶ岳高原音楽堂、南台の家(自邸)などが代表作です。
会場には模型や図面が展示されました。
氏を師事した家具作家、丸谷芳正の作品もいくつか展示。
吉村氏デザインの仕掛けを触って体感。
会場となった日本家屋の風情もあり、ほっこりする気持ちになる建築展でした。
文化のみち「鐘木館」↓