2012年1月29日
所属するJIA(日本建築家協会)青年委員会で毎年恒例となっている
小学校での建築教室を今年も開催。
昨年度は割り箸での建築体験でしたが、今年は紙コップで企画。
尾張旭市の某H小学校で、五年生を対象に行いました。
生徒のみんなが体育館に集合。
6班に分かれてもらいます。
使用するのは班当たり3600個の紙コップ。
積み方のコツなど簡単にレクチャーしていざチャレンジ。
基本的にコップとコップの間に股がって積むのですが、ちょっとずつ
ズレていったりすると崩れてしまいます。
背が高くなるとこれまた不安定で、誰かが脇を勢いよく走っただけで風の勢いだけで崩れたり
床をどんどん足踏みしただけで崩れたり、そのカンジが ”構造”の体験かな、と。
みんなコツをつかむと”意匠性”にも興味が湧くんですね。
こんなカンジで出来上がりました!
このチームは中が人が通れるように工夫して積み上げました。
まさに造形美ですね!
制限時間がきてみんな他のチームの”作品”を確かめあったあと。。。。。
号令の合図で一気に崩します!!
ただ乗せてせているだけで軽いコップなので、いとも簡単に雪崩のように
崩れる様は、ある種の爽快感!?
建築的には惨事に直結する事象ですが、子供達にはコレも楽しかったよう。
最後はきちんと全員でお片づけです。