2007年4月23日
父方の祖母が数え年で、今年100歳を迎えることになり、
親戚一同集まって、料亭で上寿のお祝いをしました。
都合がつかなかった欠席者もありながら、総勢54人。
子供が7人。孫が17人。ひ孫が24人?(ここまでくると把握できなくて・・)
配偶者も合わせて、祖母以下64人(らしい)の大家族。
(集合写真が間に合わなくて残念)
明治41年生まれ、100歳といえど、身体も言葉もまだまだ達者です。
お正月や何かの節目ごとに、いつもいつも、子供や孫一人一人に「教え」を
綴った手紙を渡してくれます。
正直、自分が子供の頃は、なんだか窮屈な思いをしていましたが、
世帯を持ち、また、自分で独立してからもらった手紙は、身にしみるように
なりました。
その日も息子にあたる叔父さんが、祖母の生い立ちから今日までの
エピソードを話され、早くにお母さんを亡くした事、奉公のことなど
初めて知る苦労話もありました。
この日にもらった手紙の一部を紹介します。
一.難儀、苦労が財産
一.挨拶は人生の基本
一.親孝行か親不孝か、自分に通った道は、必ず子供から帰る
一.人に尽した事は、徳となって自分に帰る
一.顔は心の遊び場で、一目見たら其の人の人柄を感じる
一.常に低い心で、思いやりのある温かい愛情を持ち続けたら、幸になれる心を学んで下さい
家に帰って、以前に祖母が自分の人生を綴ったものを冊子にした「想い出」のことを
思いだし、改めて読み返したら、ちょっとばかり目頭があつくなって。。。
本当に立派で、今日改めて誇りに思いました。
きんさん、ぎんさんに追いつけ追い越せの勢いで、これからも健康でお過ごしください。