2012年8月22日
8月初旬から日進市でバレエスタジオを建築中。
重量鉄骨造2階建ですが、地盤調査の結果は地盤強度が確認でき、
杭などの補強が不要だったので、基礎から着手します。
鉄筋が組み上がったら径や寸法の検査。
重量鉄骨の場合、大きなスパンでの構成になるので、柱の本数が少なく
なるかわりに1本ずつが太くなり柱脚基礎フーチングも大きくなります。
径が太くなると(D19以上)重ね継ぎ手ではなく、ガス圧接溶接をします。
球体にふくれているところが圧接箇所です。
各継手箇所の位置関係もチェック。
実はお盆の期間に2度の大雨があり、基礎型枠内に土砂が流入。
ブルーシートをしてもどうしてもこういった天候による事態は避けられません。
お盆休みにも関わらず、施工会社の社長自ら鉄筋の清掃や泥の除去に尽力
してくれました。
コンクリート打設前の鉄筋の錆自体はアルカリのコンクリートのかぶりが
確保されるので支障なく、逆に付着が良好になるのでご心配なく。
現場は鉄骨骨組みの製作を平行。
今回の製作は岐阜県郡上市の工場(Rランク)でお願いします。
製作前には原寸図をおこして確認検査(原寸検査)をします。
工場の屋根裏が原寸場で、窓からは単線鉄道と長良川の景色が。
工場内はまず製品の受け入れ場があり。
原寸や図面打合せで確認したら製作場へ。
表面の錆び止め塗装(JIS-5621 2回塗)をしていざ出荷を待ちます。
今回の物件は今から製作。
後日工場で製品検査(UT抜き取り検査など)をした上で建て方の日を迎える事になります。