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一宮T様邸工事進捗〜江南cafe

2013年6月10日

建築

以前地鎮祭の様子をブログアップした一宮T様邸の工事進捗。
5月中旬から着工。
表層改良をして地盤補強をしたあと、基礎工事着手。

シート状のものは防湿フィルム。
コンクリート基礎の下に敷き地面からの湿気を防ぎます。
パイプがみえるのは、中庭に降った雨が溜まってしまってはいけないので
基礎の下にあらかじめセットした配管。

配筋の検査。
施工者自主検査、設計監理者検査、瑕疵保険第三者検査と数回チェックをします。

鉄筋の底にみえるのは通称「サイコロ」
これは鉄筋が地面に接したり、外気にさらされないよう、コンクリートの無垢寸法(かぶり)
を確保するためのもの。
鉄筋にくっついているリングは「スペーサー」といい、前述同様、型枠との離隔(かぶり)
を保つためのもの。

そして基礎コンクリート打設。
コンクリートは数日前の段階で配合表で配合強度や、水セメント比などをチェック。
設計監理者が事前にOKした配合で当日の生コンが現場に到着し打設します。

打設したコンクリートは現場でテストピースを採取し持ち帰り、1週間、4週間
たったものを試験場で検査し、適切な強度以上になっていることの確認もします。
ちなみにこちらが工事前の写真。

基礎ベースコン打設後。

何もない敷地だけの状態、基礎だけの状態をみると、我々設計者でも目の錯覚で
狭く感じることがあり、骨組みが立ち上がってようやく図面通りのボリュームを実感しますが、
今回のおウチはその錯覚を感じない。。。
上棟で骨組みが立ち上がるとその迫力はかなりのものになると思っています。
現場をあとに夕方の打合せまで時間が少しあったので、約8年前に江南市で設計した
cafe cortileへ。


こちらは完成当初。
比べると、「cortile(伊語・中庭)」の植樹もだいぶ成長したのがわかります。

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