2回目の広島出張も前乗り。
宮島再訪は公認ガイドさんの説明が聴けるならと。
島は一周約32kmもあり全面積比14%が世界遺産、人口1400人の居住面積は1%しかなく、まさに神の島として統治され今に至る。
平清盛により現在の厳島神社社殿群の原型が造営され、その後毛利氏の庇護のもと町場が形成、浅野氏所領後は沿岸部が埋め立てられた。(あいにく大鳥居は現在改修工事中)
厳島神社内の朱色建造物は清盛によるもので、毛利氏による能舞台などは朱色とせずとは、昔訪れたときには気にも留めなかったわけで。。。
島で最大木造建築の豊国神社(千畳閣)は秀吉の命により着工したが途中秀吉が亡くなり工事が中断、神仏分離令の際に寺として完成していなかったことが幸いし壊されずに済んでいる。
基礎である石の整形はお金が掛かると、逆に土台の木を石の形に合わせて加工しているとはよく持つぞ。
町屋群は国の重要伝統的建造物群保存地区に今年選定。
五重塔が建つ塔之岡から見下ろすと瓦屋根のひしめき具合が一望可。
土日ガイドツアー予約不要¥500とは超お得感!
その後広島湾ほぼ対岸の呉海上自衛隊基地へ。
役目を終えた潜水艦あきしおが陸で史料館として活躍。
街並みにどんと鎮座する様は圧巻、これも建築物ですよね。
そしてお目当ての艦船巡り。大迫力の艦船を間近に眺めながらクルージングできるのです。
さらなる魅力は日没直前に出港するツアーならば艦船甲板で隊員の吹奏とともに自衛艦旗が降下される儀式もみられ、鳥肌敬礼!
かつて東洋一と謳われた軍港は施設展望フロアから一望でき、これも見応えあり。