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高城剛トークライブ@nagoya

2013年9月25日

ライフ

高城剛トークライブ聴きにミッドランドホールへ。
彼に傾倒している友人が、ブログ読者向けイベントに応募したもので
誘ってもらいました。

90分途切れる事なく、ずっとトークというより、スピーク。マシンガンのごとく。。。
テーマが「21世紀の生き方」だったのですが、その前に20世紀を知ろうと。。
めちゃくちゃ面白く、その話のいくつかを紹介。
・1917年レーニンの革命による社会主義があって、資本主義が際立つこととなった。
 20cはまさに資本主義の時代であった。
・20c世界で最も成功した企業はCoCa Cola。
 ちなみにサンタクロースが赤いというイメージはCoCa ColaのキャンペーンCMにより根付いた。
・20cはまさに躍進の世紀だった。
 世界初の有人動力飛行からわずか60年で人類は宇宙飛行を成し遂げた。
 日本も戦後からわずか20年足らずで新幹線、高速道路が走り、東京オリンピックまで開催。
・いま世界最大の産業は、石油でも金融でもなく、観光である。
 LCCなどの普及で移動が容易になり、ジェットセッターはもはやセレブに限られたものではない。
・トーマスフリードマン著の「The World Is Flat」
 世界がフラット化した中で、我々はどう生き抜くのか、どう成功に結びつけるのかのヒントが。
・いくら情報化が進んでも、味覚や、雰囲気などデジタル化できないものがある
 21cはそのリアルな情報を知っている人が強い。
・2ndランゲージとしての英語は今後より重要である。
 と、ここで氏の著書。「21世紀の英会話」の紹介。
 日本人の英会話力が低い原因を探っていく中で辿り着いた、最も効率的で最もコストの
 かからない学習法とは?

なかなか面白そうで、さっそくamazonで注文。 
他にも今僕が読んでいる氏の著書。

「LIFE PACKING」
これは氏が20cからの脱却を決意し、資本主義最大の街、東京を離れ、
自分の持ち物99%を断捨離。生活に必要な1%だけもってバルセロナに移住。
その1%のアイテムを紹介する本なのだが、その視点が面白い。
昨今のように話題になるずっと以前から、風力発電、真水生成事業に乗り出している。
切れ者は、行き着くところ、プレミティブ。。。
とはいえ、21cを生き抜くのに「娯楽」「食文化」も重要だとライブでも力説。
もう1冊の「人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか」
名古屋でも最近スペインバルのお店がどんどん出店している気がしませんか?
その理由が少なからずこの本の内容に通じると個人的には思ってます。。。
いま世界のレストラントップ10のうち、スペインの店が4つもランクインしているそうです。
スペインバルセロナの世界一予約がとれない店と言わしめた「エルブリ」
レストランの横にラボがあり、半年営業し、半年は化学的に料理を研究。
頑ななフレンチのようにではなく、レシピを開示し、人材を育成。
サンセバスチャンという小さな街も景気復興に大貢献した料理の追求がそこにあったのです。
日本もより古来から有るもの、その本質を追求することで、観光大国に!
これが高城氏が提唱、意味するところ。
ご当地キャラとかやって場合じゃないですよね。
余談ですが「ゆるキャラ」という言葉、流行語のように安易につかってますが、
扶桑社とみうらじゅんによって商標 登録されてます。。。

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