2014年2月23日
設計させていただいた星ヶ丘の家がお引き渡しになりました。
高低差がある敷地で、土留め擁壁は建物躯体を兼用することで、宅地造成規制を合法的に回避。
平均地盤ラインを逆手に取り、道路付きのガレージ部分は地下扱いとし、高度地区斜線もクリアしたりと
この土地の可能性を有効的に利用できたと思っています。
正面外観は、ガレージのコンクリート部分を「貴船の家1」「貴船の家2」と同じ、杉板型枠の打放しとし、
垂直に立ち上がる上部木造部はガルバリウム鋼板を縦ハゼ施工とし、壁面構成のアクセントに
フレーミングした窓をランダムにレイアウト。
和室は畳を縁なし、押入欄間にエアコンを仕込めるルーバーを設けすっきりと。
坪庭にはお施主さんが石屋さんを探してみつけられた、スマートな灯籠と、石鉢が納められました。