軽井沢2。
宿泊施設ししいわハウスno1,2は坂茂。
no1は森の木々をかわすため曲線展開した有機的造形で、ハニカムペーパーによる構造パネルを採用。
no2は切妻屋根とこれを支える木造トラスが特徴的で、レストランの為の無柱空間を提供。
インテリアも細部まで余念ない印象で、代名詞の紙菅は家具や照明、そして酒ボトルのケースは内部の緩衝材までも。
no3は西沢立衛。
こちらはまた異なる趣の焼杉壁でパヴィリオンの集合体。
客室は転じて床壁天井全てがヒノキ。
がゆえか設備や設えもシンプル過ぎてno1,2と比較するとらしさに欠ける印象。
とはいえシンガポール人だというオーナーの心意気たる。
再来年には箱根でno4が妹島和世設計で開業予定だと。
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