過日の瀬戸。乙女建築仲間をお連れするのに提案幾つかから採択された長久手瀬戸巡り。
まずは愛知県立芸大。
講義棟は高さ10m、十字の柱がピロティを形成し持ち上げられた講義室の下でガラス張廊下が浮遊するかの。
全長110mの東西には羽根のような縦ルーバーをまとい直射光を柔らげる。
あいにく南北の片岡球子壁画は養生シートの下で。
「直指天」とは初代学長が残した言葉で、何ものにも惑わされず見極め天を仰げと(禅語の引用)。
その後瀬戸では、くらし研究所、窯垣の小径、深川神社、瀬戸蔵など。
そして目玉のもう一つ瀬戸ゆかりの北川民次。瀬戸信用金庫ギャラリーでは所蔵原画展示。
1958年からカレンダーに氏の作品を採用すること実に65年、その気概たる。
瀬戸市立図書館の壁画も民次です。
最後の写真は後日訪れたCBC社屋の大理石モザイク壁画、意外に知られていない大作なのです。
打ち上げはせとめしからの藤が丘ソラリウム。ご一緒いただいた皆さんに感謝。