part1から引き続き。
スイス・ローザンヌからのスイス・リヨン入り。
ローヌ川とソーヌ川の中州エリアは世界的規模の再開発エリアで、ポジティブ・エネルギー型建築促進により
著名建築家による作品のオンパード。
クリスチャン・ド・ポルザンパルクの行政庁舎
コープ・ヒンメルブラウによる自然史博物館
川沿いに並ぶ商業施設。
集合住宅群。河川敷は市民の憩いの場
川沿い河川敷には屋外プールも
ランニングや自転車で行き交う人々。水辺で思い思いに寛ぐ光景は日本では少ないのでは。。。
堤防ありきではなく、これだけの広い河川敷があるのは都市計画や、しいては文明発展の根源に通じるかと。
オープンテラスのカフェが数店舗、数百メートルに渡って続く。
しかも若者だけに限らず老若男女がカジュアルに日常的に利用するこんな風景は羨ましい
路地に入ってもこんな風景が街のあちこちに。
5日目。レンタカーでリヨン郊外、まずはコルビュジェのラトゥーレット修道院。
世界遺産登録された建築群の一つ。
非常にコストがない中で造られた建築。今なお修道士が暮らす。
内部の見学ツアーは残念ながら曜日が合わず。。。
引率の先生指導のもと、学生たちが建築スケッチしている場面に遭遇。
教会だけでも観たかった。。
ここにもアイコン的ガーゴイル(雨樋)
そして、フィルミニへ。
こちらも世界遺産登録された建築群が複数存在する、コルビュジェが手掛けた街。
新たに整備された住宅地区の敷地に文化会館、集合住宅、競技場、教会がある。
ここにもアイコン的ガーゴイル(雨樋)
こちらの屋根は吊り構造、施工風景の写真紹介
モックアップ。軽量化を図るための軽量気泡コンクリートと、断熱層と防水
モデュロール。
そして教会。こちらはコルビー没後資金難で工事が41年もの間中断。
全て完成したのはごく最近で2006年。
教会内部。効果的に自然光を取り込んでいて荘厳な雰囲気
ユニテダビタシオン(集合住宅)
約400世帯が暮らしている。
6日目。リヨン国際空港。
2004年にバルセロナオリンピックスタジアム、ルツェルン駅舎以来のカラトラバ。
以上4泊6日の強行スケジュールではありましたが、充実の旅でした。