2009年7月8日
コルテオを観てきました!
シルク・ドゥ・ソレイユを生で観るのは初めてで、期待通りの感動。
単なるサーカスではなく、舞台、お芝居。
全部で20の演目があり、途中休憩挟んで約2時間半の観劇です。
「コルテオ」とは「行列」という意味の伊語で、それは祝祭のパレード。
主人公の臨床での夢の中ストーリーは展開し、キリスト教の死生観も表現されます。
円形劇場を囲むように設けられた2枚の透けたカーテンには宗教画が施され、
開演とともに、スモークの中現れる演者たちをその透けたカーテン越しにみせる演出は
観るものを一気に幻想的な世界にいざないます。
演者の衣装や舞台装置はバロック調で、繰りり広げられるシュールな世界のなか、
時にはアクロバティックな、時には静寂な演技が素晴らしかった。
ストーリーや出演者の役どころを予習した上で観るとより楽しめたことでしょう。
仕事で余裕のない日々のなか、たまにはこんな刺激も必要ですね。
脳内劇場・・・ シェークスピア・・・ 建築に想いが馳せるような・・・