知立市で完成したＯ邸。
お施主さんがオランダのデザイン集団ドローグとしてもお馴染みマルセルワンダースに
惚れ込んでいて、彼のデザインブック掲載の、ある部屋を再現すべく、カーテンの生地のセレクトや
ドレープの微妙な雰囲気まで素材の加工で追求し、カーテンボックスに間接照明をセット。
天井のクロスはマルセルワンダースデザインによる壁紙を探し当て、ロール単位で購入。
絵柄のリピートがずれないように、内装業者さんにも手間をおかけしました。


ダイニングの照明にもワンダースデザインのFlos照明「skygarden」が吊るされる予定です。

ちなみにシェードの内側にレリーフが施してあるのは、ワンダースが以前住んでいた家の天井に
されていた石膏彫りからインスパイアされたとのこと。
（それをスカイガーデンと称していた・・・）
太陽がなくても暖かい電球の光で生きていけますようにと、この素晴らしいスカイガーデンを
ずっと楽しむために半球体のシェードの中に明かりとともに閉じ込めたそうです。