2011年4月20日
四谷シモン展へ。
昔からサブカル誌(今はもうなきstudio voiceとか)でその名はよく登場しながらも、
実際氏の作品を生で観るのは初めて。
(1年に1体しかつくらないから希少。お値段もまま。。。)
人形作家としてのシモン氏か、役者としてのシモン氏か、どちらをご存知でしょうか。
ちょうど先日、メーテレのCONTACT CAFE Cにもゲスト出演した放送を拝見したところ。
東京の友人アートディレクターが当番組のプロデューサーの一人で、親交のあるシモン氏に出演依頼。
(シモン氏は画家の金子國義さんつながりで、金子さんにもその友人に会わせてもらったことがありまして。。。)
今回のオープニングレセプションもその縁で誘われて行ってきました。
僕はあまり知りませんでしたが、役者としても以外(失礼ですが)にTVドラマとか
出演されてます。
ただしそのスタートは唐十郎(状況劇場)との出会いから。
この名を聞けばどの方向かと。
あとは寺山修司、横尾忠則、瀧口修造、金子國義あたりの名前を挙げればなんとなく
そのゾーンのイメージがわかりますでしょうか。
人形についてはハンス・ベルメールにかなり影響を受けたようです。
それに出会うまでの作品は非間接人形で、単なる技術ではないショックがそこにあり、
間接人形についての思想、ナルシシスム、自己と向き合うことなど、よりディープに
なっていったようです。
より詳しく認識されたい方は、サイト内の「四谷シモンについてのQ&A」をご覧ください。
これがなかなか面白い!
作品を生で観たい方へ。
場所は伏見の「弥栄画廊」。
期間は4/18〜5/31です。