名古屋市名東区の家(工事進捗前回のブログはこちら)
「Lap & Wrap」と命名。
計画地は元々最大高5m程の石積擁壁があった。
当初はこれを高さ1mの任意擁壁にすべく造成し、地下+1階を計画していたが、上下移動の負担と造成費を懸念し、接道の高い箇所から1フロアで展開する平屋とした。
これにより基礎は道路にあわせ下げ伸ばすことになるが、RC壁が威圧とならぬよう内側にテーパーさせた。
そのRC肌に負けぬ外壁として採用した表情豊かなSOLIDO錆茶は、土地が積層するかのごとく重なり、高さを変えながらシークエンスにまきつく(Lap)。
RCが下方にオフセットすることで外壁の存在感にも寄与し、地域のランドマークとなった。プライベート空間は南に開きながらつつみこむ(Wrap)かのような構成。