2012年12月6日
世界的建築家オスカーニーマイヤー氏が104歳で死去。
(写真はニテロイ現代美術館)
ブラジル建築界の巨匠は100歳を過ぎても現役で活躍。
首都ブラジリアをはじめ作品は世界中にあり、88年には建築界のノーベル賞
といわれるプリッカー賞も受賞。
報道でもよく目にするNYの国連本部もニーマイヤー氏の作品で、
実はあのコルビュジェとの共同設計です。
他にはブラジリア大聖堂。
ニーマイヤー美術館。
ブラジル国立美術館。
イビラプラエラ公園の劇場。
など、水平垂直基調のモダニズム建築とは一線を画し、サーリネンの彫塑的な曲線
や、カラトラバの構造曲線ともひと味違う魅惑的な自由曲線とでもいうんでしょうか。。。
水平垂直、曲線といえば、2004年にスイス・ルツェルンで実際に観たジャンヌーベルと
カラトラバの駅前巨匠対決?を思い出します。。。
オスカーニーマイヤーの建物は実際に観たことがなく、2014年World cupのときに
建築、サッカー観戦!という壮大な企画を考えていた矢先の訃報で。。。
お悔やみ申し上げます。