2012年12月15日
昨年に引き続き、所属する日本建築家協会(JIA)で恒例となっている
小学校での建築教室を行いました。
尾張旭市の小学校、5年生を対象にまず簡単な説明。
事前に我々スタッフが体育館の床に印をつけておいてそれに沿って紙コップを
並べてもらいます。
今回は4クラスがそれぞれのカタチ、「放射状」「直線」「クラスター(L字型)」「同心円」
を表現。
徐々に積み上がっていきます。
直線はこんなカンジに。
クラスター。
同心円。
平面が立体になっていく体験とあわせて
積み上がった空間体験もしてもらいます。。。
面白かったのはこちらが想像もしなかった!ものができたこと。
小学生が積むわけだし(接着剤も何もつかいません)、何度も倒れながらまた
積み上げて。。。
賢い子たちは下の方を2列にて安定させてり。
こんな尖塔型も!
積まなくてこんな!
子供達の自由な発想にこちらもよい勉強になります。
それぞれの「紙コップ建築」をみんなで体験してもらい、それをどんな「色」
で感じるかを付箋を貼って、SD法(セマンティック・ディファレンシャル法)的に
評価もしてもらいました。
結果は、特に特徴的な現象はなかったかな。。。
でも面白かったのは、「放射状」のところが横向きに整然としたカンジに。
そして、いっせーので倒すのも爽快!
建物でコレやらないでね。。。