シーズンオフ閉山間際の上高地へ。
何回か訪れていますが、今回初めて明神池のほとりに祀られる穂高神社奥宮へ。
神社の由緒にもありましたが、上高地は穂高岳に大神が降臨されたと伝わる「神降地」、神々を祭るに相応しい神聖な浄地なんですね。
山岳リゾートとして発展した上高地は今では年間120万人が訪れる。
明治期に牧場利用が始まり、登山者にも愛され、昭和初期に山岳リゾートとして、帝国ホテルも開業してブームは加熱。
これに伴い、車やバスが頻繁に乗り入れたことで自然への影響が問題になり、1975年にマイカー規制に。
機会があれば、吉阪隆正が設計した涸沢ヒュッテに行ってみたいんですが、上高地から片道6時間だと、、、
度重なる冬期の雪崩で被害を受けてきた小屋の歴史、これに対峙すべく日本山岳会の理事も務めた建築家が立ち上がった。
設計は、傾斜地形を切土して建物を半地下化することで雪崩の水平外力を免れるというもの。
これについての学術論文はこちら。写真と共に紹介されているサイトはこちら。
いつの日か、建築視察という名目の登山へ。