自転車仲間と西美濃サイクルツーリズム、ねおいびがわチャレンジルートへ。
道の駅「織部の里もとす」を拠点に、根尾谷や谷汲山を経由して徳山ダム、お約束のダムカレーも食し、距離85kmを周遊、標高落差は520m。
途中の峠はこんなトンネル道。
そして徳山ダム。
2008年供用開始と完成してまだ12年。ダム建設に伴い徳山村が水没したわけで、ダムの必要性について全国的な論争が起きたことは記憶に新しい。
型式は中央遮水壁型ロックフィルダム。堤体の主材料は重力式やアーチ式で採用されるコンクリートではなく、岩石や、砂利、砂、土質材料を使用しているのは環境配慮もあろう。土木系ダムオタにとっては型式の違いも見どころ。総貯水量は日本一で6億6000立方メートル。
ダムの貯水や放流を計画的に行うことで水害常襲地帯であった揖斐川の治水に寄与。他にも東海三県の飲料水や工業用水としての役目や、水力による二酸化炭素を発生させない地球環境に優しいクリーンエネルギー発電も担っている。
自分はダムカレーも目的のひとつ。
緩やかな堤体を模した横長のお皿はあえて付属のプラスチック台を据えて傾け、グレイビーボートのカレーをサイド端部から流す様がダム放流!
以前に食した黒部ダムカレーとは「型式」が違うのだ。
ダムカレー征服を伴うツーリズムはまだ始まったばかりであり、生涯をかけて達成すべき目標になったのである。。。?