2013年10月28日
トリエンナーレ、レポート2
所属するJIA(日本建築家協会)でも、ブースを出展。
紙コップ積みや、段ボールでの仮設ベンチ製作など、ワークショップを。
(あまりお手伝いできませんでしたが。。。)
名古屋市美術館(黒川紀章設計)へ。
こちらの展示会場は特に建築色が色濃く出てました。
建築家・青木淳(ルイヴィトン路面多数設計)の作品は、25年前に設計された
名古屋市美術館を再読し、空間や動線の一時的なリノベーションを試みる。
建築家/建築史家・藤森照信
路上観察学会の盟友、赤瀬川原平の自宅タンポポハウスや、ツリーハウスを
あちこち設計しており、今回の作品も空中に浮かぶ「空飛ぶ泥舟」だと。
アルフレッド・ジャー(チリ)
東北の震災地を訪れた際に、学校を失った子供たちと過ごした時間と、
その先の未来を多くの人に描いてもらうための「チョーク」をモチーフにした作品。
中央広小路ビル。
建築家・藤村龍至
中京都の構想を見据えた新庁舎のシュミレーションを模型で何パターンも表現。
長者町エリアから、伏見地下街。
打開連合設計事務所(台湾)
これはよくメディアで紹介されてましたね。
いわゆるだまし絵です。
リゴ23(ポルトガル)
旧玉屋ビルに描かれた壁画は1952年に名古屋で撮影された写真に写る労働者のイメージを
表現したもの。
戦後の復興を連想させ、さらなる変化に満ちた未来を映し出している。
奈良美智。
奈良氏は愛知県立美術大学出身で、いまや世界的アーティスト。
彼の声かけで集まったアーティスト達でカフェや、ギャラリー空間を企画。
他にもオノヨーコや、建築家石上純也の作品も鑑賞(写真撮影NG)
冒頭に触れた通り建築家が数多く作品を出展。
アートというよりメッセージ発信のための媒体と解釈。
この「「国際芸術祭」」が成功だったのかは、数字ではかれるものでもないですが、
ここまで建築家を起用しなくても、と、個人的には思うところでした。。。