2014年1月22日
多治見の旧家リノベーション。
前回ブログからのつづきです。
土間コンクリート打設。
小屋組を既設を利用し、小屋束、母屋を組みます。
外部廻りは下地に合板を張り、面剛性を高めます。
離れ棟は瓦を葺き替え。
鬼瓦にクライアントさんの屋号を入れました。
これ以外に安価で特注対応してくれるんです。
現場打合せの後、大工現場監督と食事にご招待いただきました。
多治見の料亭「松正」。
こちらはさらに古く明治からの建物。
おいしい食事をいいただいたあと、女将さんに建物内まで案内いただきました。
玄関から立派な調度品。
中庭。
床間。
額装も歴史を感じます。
網代天井。
薄い木板で編んで施工するものです。
これが凄い。
写真ではわかりにくいですが、1枚板にライン状に刻みを施し木枝部分が
影になる細工。
繊細な職人技です!