建築士会半田支部企画の師崎ワークショップに参加。
知多半島先端の師崎は日間賀,篠島への通過点であることが否めなく、産業や交通インフラの問題もあり、さらに民家の1/5が空き家なんだと。そこで自治の方々と建築士が組むことで何か打開できないか。まずは解説いただきながら町歩きで実態把握。
戦国期に船奉行だった千賀家がこの地を治めたことから町として発展、水軍演習の為に始めた捕鯨はあまり知られていない日本初のことなんだそう。
南に伸びる半島の先端だから海から昇る朝陽も海へと沈む夕陽も望める。先端であることは津波が来ても船首のように水を切るんだと。地の利ですね。
“せこみち”とは地域の方言で細い道。そんな路地や井戸場は住民同士や観光者との集いに活用。
景観統一の機運もあるそう、黒壁の町並みとか。観光キャッチにはやはり食。キッチンカーで動向掴みながら計画中の観光センター建設へ繋げる。海辺でアート展開あってもいい、江の浦測候所みたく。そんなこんなで前向きで実現可能性あるWSに。数年後の師崎に期待大です。