屋根に鎮守の森が乗るという見立て、重文御本殿改修のため3年限定です。
県産杉の格子がデザインコードとなり道路対岸施設へのブリッジもこれをまとい景観を形成。
1階道路面は全開放でき街と親和する。内部にはアイコンである紙管も随所に。
床タイル目地が透かしになってると思ったらこの隙間が全て空調吹出しになってる!
ギミック探しも楽しめる美術館です。
後泊してhouse N(藤本壮介設計)。
大分アートプラザ、旧県立図書館(磯崎新設計)は経年による取り壊し計画もありながら市民による保存活動が実を結び用途を変えて存続。
その後国の登録有形文化財に。地元市民に愛された建築家だからこそですね。
現在最上階はまるごと磯崎ミュージアムで、スケッチや模型、モンローチェアもありますよ。
そして佐賀へ移動し前から行きたかった吉野ヶ里遺跡。ムラからクニへ、集落の変遷がうかがえます。
89年のオープン後何回も観てきましたが途中所有者変更によりあの4つのバーが別物になりおこしなことになってとても残念でしたが、新たなオーナーが当初関わった内田繁事務所に原点回帰を託し昨年生まれ変わりを。
とても喜ばしいことです。改めて次来る時は宿泊したいのです。