これまで写真でみてきたけれどまさか実物を目にすることができるとは。
同行した建築仲間にこの場を借りて感謝です。
ピンク、青、黄と原色がありながらも静寂に包まれた空間は白との均衡と間接光による。
居住空間の開口部は東と西のみで直接光の侵入が少ない。
自身が敬虔なクリスチャンだったことから至るところに十字架をデザインとして。
トゥラルパンの礼拝堂はバラガンによるリデザイン。
こちらは修道女がいまもここで生活しながら礼拝を続けているため写真はNGかつ入場時に手荷物とスマホを預けることに。
縦5mはあろうスリット窓から屋内へ間接光が及んだ際の壁や天井への色のグラデーションが柔らかく包み込む荘厳な空間。
十字架の影もまた美しく投影される。今回日本人ガイドを手配していてこれもありがたく。
他にヒラルディ邸とサンクリストバルの厩舎は施設側の都合で見学叶わず残念だったけど、我々の質問にきめ細やかに対応くださり。
サテリテ・タワーはフリーウェイ中央に建つ街のランドマークモニュメント。
5本のタワーは高さは30〜50m、いずれも二等辺三角平面。彼が影響うけた画家チューチョ・レイエスと、ドイツ人彫刻家マティアス・ゴエリッツとの合作。
宿泊したカミノ・レアル・ポランコはリカルド・レガレッタの設計。