2006年9月24日
少し前になりますが夏休みを利用して直島に行ってきました。
かれこれ10年越しの想いが実現(少々大げさかな・・)。
既存のホテルは小学生以下の宿泊NGだったのもあり、家族旅行で行けなかった
のもありますが、今年の夏に新たな宿泊施設も加わり、より親しみやすくなりました。
(料金は親しみにくいですが・・)
切妻屋根の木造2階建てのホテルは一見ANDO建築か?と目を疑いますが
内装、家具類まで安藤忠雄氏がデザイン。建設コストのこともあるでしょうが、
露出した集成材梁や水廻りのレイアウト、収納などミニマルデザインが
感じられます。
プライベートリゾートを満喫しながら、浜辺に草間弥生のPUMPKIN、
カフェには杉本博司の写真、などなど一連の施設には世界レベルのアートが満載です。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島でありながら、世界中から巡礼者!?が訪れる。
まさにそこは「泊まれるミュージアム」です。
個人的には地中美術館のジェームズ・タレルの今までに体験したことのない
光を体感する作品に感銘。
子供にとっても意味はわからなくても「記憶に残るアート」だったようです。