2007年9月6日
待ちに待った欧州サッカー・チャンピオンズリーグのシーズンがやってきた。
プエルタの訃報もあったセビージャも、遅れてグループリーグに名を連ね、
全32チームが激戦を繰り広げることに。
今回は強豪がうまくばらけた組み合わせになったが、注目はD組とE組かなと。
D組では我らが中村俊輔(率いる!)セルティックが昨シーズン覇者ミランとの
雪辱戦に挑む。
E組はバルセロナ以外では、昨年の各国リーグ覇者が2チームも。
まあどこの組も見逃せないんですけど。。。
朝3時起き生活のために耐力つくりをせねば!?
(それと同時に夜中に目覚ましかけて、カミさんには申し訳ないでして・・)
それはそれで、あるコラムの記事が目に付いたので少し紹介。
冒頭に触れたプエルタという選手。
スペインリーグの開幕戦の試合中に突然倒れ、一旦は意識が回復したものの
帰らぬ人になってしまった。
将来も期待される弱冠22歳。ご冥福をお祈りします。
そのコラムではチームドクターのあり方に警鐘。
ほとんどのクラブにはドクターが常駐しているが、彼らはまるで、
リングの端でボクサーを見守る”コミッション・ドクター”のようだ!という。
ボクサーが出血したり負傷しても、まさかの事態に備えて彼らを
守ることより、試合を続行することを選択する。
サッカーでも、観客の前では選手もドクターも試合優先。
プエルタという選手は心臓に持病を持っていた、ということもあとになって判明。
欧州にしても南米にしても、サッカーはビッグビジネス。
例えば、シ-ズンオフの移籍話。
「AチームがBチームから、C選手を移籍金○○億で獲得」
C選手すごい価値!とかそういうことだけど・・・
でも言い方かえれば、ある意味、人身売買!?(語弊はあるけど・・)
コラムの最後はこんな締めくくりでした。
~FIFAは選手が直面しているこうした問題をもっと重要視し、各団体に
プレッシャーをかけるべきだ。
そして我々も、この問題のすべてを医療関係者だけに委ねるのではなく、
社会全体の責任としてとらえなければならない。
市場原理やスペクタクルの追求に偏るのではなく、選手の真の健康のために。
健康を損ねれば、スペクタクルの質も下がるのだから~