2009年10月9日
現場レポート続編です。
コンクリート打設を、順に基礎、地下ガレージ躯体、1階立ち上がり壁と3回目を終え、
型枠を外した状態です。
2回目3回目の打ち継ぎを眠り目地(目地を出さない)にするため、さらに3回目のノロが
垂れないようビニールシートを仕込んだりと現場に指示して細工をしています。
基礎で土を埋め戻す部分はウレタン防水(下の写真の黒いところ)を塗布します。
今回はさらに埋め戻す土の部分から断熱するため(内部空間の結露防止)、防水の上から
発砲ウレタンを吹き付けます。
杉板型枠を外したあとは、板目地部分がコンクリートのバリで残っているところがあるので
丁寧に鉄ヘラで落としていきます。
さらにジャンカ(打設の際の気泡がコンクリート表面に空隙として表れる状態)や
杉板模様のアラを補修していきます。
特に杉板打設後の補修は専門の職人さんにお願いします。
玄関ホールも杉板型枠のコンクリート打ち放し。
そして外観の状態。
打ち継ぎ部分が思いのほか目立たずに納まったのは一安心ですが、工事監理者
としては肌目について厳しい目でチェック。
引き続き補修の職人さんに頑張ってもらい、再検査でOKならこの上から撥水剤を
3工程に分けて塗布します。
撥水剤も色々ありますが、今回採用するものは約15~20年コンクリート表面を保護します。
ガレージ上のスラブ面にも防水を。
最終的にはこの上にウッドデッキを設けます。
サンクンガーデン(ドライエリアの庭)にはコンクリートの片持階段。
木造のベタ基礎、立ち上がりも完了し、コンクリート工事の大部分が終了。
基礎パッキン、土台を伏せて、あとは上棟を待つばかりです。
つづく・・・