2009年11月2日
貴船プロジェクトの上棟レポート。
地下コンクリート部分の躯体打設が終わった状態。
この上に1,2階の木造部分を組み上げます。
上棟とは、最上部の横架材である「棟木」を据えることをいい、
工程の節目、おめでたい日でもあります。
この日ばかりは棟梁の仲間の大工さんが集まり、1日掛かりで組み上げます。
棟梁と一緒にお神酒で四方を清め、いざ着手。
徐々に柱、梁が組みあがっていく様子は、設計者としても毎回ずっと見ていて飽きませんね。
上棟では大工さん以外に、資材を吊り上げるレッカーさんも大事な役割を担っていて
荷吊の玉掛けも資格がいるんです。
特に現場が市街地で敷地内にレッカーを据えられない場合は、道路に横付け。
ガードマンさんには交通整理や、歩行者の安全を見張ってもらいます。
そして夕方頃、ようやく骨組みの全貌が。
無事に上棟できたことを祝して上棟式を行い、お施主さんが大工さんたちを労います。
とにかく天候にも恵まれ、事故がなかったことに感謝。
今後は色んな職種の仕事が始まっていく状況を紹介していきます。