2007年3月11日
家電も10年経つと、寿命を向かえ去年あたりから
買い替えの波が押し寄せている。(洗濯機、電子レンジ・・・)
先日も掃除機が突然動かなくなったと。
一時は息を吹き返し2,3日稼動したが、とうとうウンともスンとも。
家電選びについては、いくらカッコよくても機能が備わっていないとダメ!
ってことで妻に一任している。
特に掃除、洗濯とか、衛生面については、うちの妻は相当神経質で
こんなエピソードも紹介しておこう。
・掃除機をかける前に毎回、毎日必ず吸い込み口を濡れティッシュで綺麗にする
(汚れた吸い込み口で床をなでたら余計汚くなるとのこと)
(でもその濡れティッシュは棚の上におきっぱなしのことが多く、他にはダイニングテーブル
の上に雑誌がほったらかしでもそれはあまり眼中にないらしい
→僕は反対に見た目が散らかっているのがイヤで床の埃は気にならないというか・・)
・洗面所のハンドタオルは僕、妻、娘2人ともに別々で、バスタオルは当然。
(しかも子供のバスタオルは毎日、太陽にあてて自然殺菌。僕のはかけっぱなしで・・)
・脱衣も3段階にランク付けされている。
①子供、妻の服 ②僕の服、妻、子供の靴下! ③僕の靴下
ってな具合で脱衣カゴが別々で、小分けして洗濯しているのだ。
(そう!僕の服の上に、みんなの靴下が無造作にポンって投げ入れられるのだ!悲しい!?)
・ちなみに妻のお母さんも相当で、観葉植物の葉っぱを一枚一枚拭くらしい。しかも毎日。
そんな妻が吟味したあげく、dysonを買ってきた。
機能としては吸引力のこともあるが、排気が出ないというのが一番重要だったらしい。
(今までの掃除機って、かけるとその排気が臭いですもんね!)
僕はあまり掃除機をかけないから、見た目のデザインを見入ってしまった。
イギリスには「ダイソンする」という言葉があるらしい。
「自分の発明を、デザイン+設計+製造+市場に送り出す」という意味なのだと。
お察しのとおりダイソン掃除機の開発者のジェームズ・ダイソンの名をもじってのこと。
そもそも彼自身が自宅の掃除機がすぐ吸引力が下がってしまうことに我慢できなくて、
開発に着手。
約5000もの試作品をつくり、いくつも修正を施し、何万回もテストした。
ダイソンの製品には、スタイリングのためのデザインはない。
機能の追及がそれぞれの素材や形を決定したというのだ。
だいぶ前に何かの書籍で、「デザイン」とはラテン語の語源によると
物事を整理整頓するという意味、ということが書かれていたことを思い出した。
建築設計の仕事にも当然通じることで、背筋が伸びる思いである。
「吸引力の変わらない掃除機。すべての素材、色、形には意味がある」
by James Dyson