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暖房検証

2012年1月23日

建築

暦の上でも大寒今日この頃。寒いですね。。。
家づくりを考える時、寒い冬の暖房手段に何を採用したらよいかよく相談を受けます。
蓄熱式?地熱利用?全館空調?さらに省エネのことも考えると皆さん迷うところ。
まず考えたいのが熱源をガスにするのか、電気にするのか。
(ここでは薪を焼べる暖炉、ストーブは別としておきます)
今回はそれぞれの暖房手段でお勧めをいくつか紹介。
■電気を熱源にする場合
・蓄熱式暖房機 ユニデール
 夜間電力で蓄えた熱を日中徐々に放熱するシステムで、燃焼ガス発生の心配がなく
 空気を汚さず常に心地よい暖かさが持続するというもの。
(機種にもよりますがおよそ定価30万円ほど※施工費別)

・遠赤外線放射 ecowin(少し前のブログでも紹介)
冷房もできることも特徴です。
(室外機の設置が必要でこれらをあわせて定価180万ほど※施工費別)

・全館空調 山武azbil・きくばり
色々メーカーがあるなかで、小屋裏設置が困難な場合には半畳の収納スペースに機械を置くことで
対応できる商品だったことが過去に採用の決め手となりました。
(弊社でも実績ありますが300万以上は掛かります)
これら電気の場合は、オール電化、太陽光発電などとの併用も検討してもよいと思います。
■ガスを熱源にする場合
・FF式ガス暖炉 アリーバ(METOSRinnaiで取り扱い)(定価90万ほど※施工費別)
強制給排気(FF式)なのでガスファンヒーターのように定期的な換気は不要で高気密の空間でも安心。
何よりも特筆すべきは薪を焼べる暖炉のように炎のゆらぎを楽しめること。

実は自宅でもこれを採用しています。

こんなリモコンで操作可能で、温度設定や炎の背高の調整まで可能。

・FF式薪ストーブ ブルージュ(定価60万ほど※施工費別)
ガスなので煙突掃除の必要もありません。
ちなみにアリーバもそうですが、内部の薪はセラミック製のフェークです。

ガスの場合は給湯にも着目したいところで、発電機をもつエコウィルや、
燃料電池のエネファームは排熱利用でお湯をつくりタンクに貯めておくというもので、
床暖房をガス温水式でと考えるなら効果的です。
これらは補助金制度もありますが、エネファームはまだまだ高額なのが難点。
そんななか今更?と思うかもしれませんが太陽熱温水器も注目です!
C02排出ゼロ、ラン二ングコストゼロと優れものでガスとの相性バッチリ。
定価で20〜30万くらい(※施工費別)で前述の2つより比較的お値打ちです。

色々説明しましたが、まずはmoKAへご相談を!
ということで。。。

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