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台湾vol.2

2007年11月12日

旅行

台湾2日目。
バスで九份という街へ。
日本統治時代、金鉱の街として栄え、階段路地沿いにたくさんの店が立ち並びます。

台湾のレトロが、ぎゅっと凝縮されたところで、映画「千と千尋の神隠し」の
あるシーンはこの街が参考にされたとのこと。
次に向かったのは、野柳岬。
台北と基隆のほぼ中間地点に、海にぽっと突き出したそこは、はるか昔、
海底より盛り上がった山々が、数百万年の間に強風や波に洗われることにより、
削られ、穴を開けられ、また崩れ落ちて完成したのがこの不思議な世界とのこと。

とても自然にでき上がったとは思えない形の、奇妙な岩がそびえ立っています。
みてください!
「クレオパトラの横顔」だそうです。

そして今回の旅行の注目スポット、台北101へ。

台北101ビルは地下5階+地上101階からなり、「101」という名前の由来は
ここから来ています。
施工は日系企業が中心で約7年間かけてこの超高層建築物が完成しました。
現在、世界一高いビルとしてギネスブックにも認定されています。
(ただし既に着工しているドバイのビルに抜かれるのは周知ですが・・)
またこの101のタワー部は8層おきにお碗をひっくり返したような形になっている
のに、お気づきでしょうか?
これは中国で縁起のいい数字と言われる「八」にこだわったためだそうです。
風水など縁起を担ぐのが好きな中国人ならではの発想ですね。
(ちなみに僕の車のナンバーも 88です・・・)
夜ビルの真下から見たアングル。
雲にも達するくらいの迫力です!

またもうひとつの世界一がここにはあります。それは「世界最速エレベーター」。
なんと毎分1010m(時速60.6km)で上昇するこのエレベーター。

出発する5階から展望台のある89階までは約382m。
これを37秒で登り切ってしまうんです!
不思議と耳が痛くなったりもしませんでした。
それもそのはず、世界初となる「気圧制御システム」を導入しているのです。
こんな所にも「世界初」が。スバラスィ
ちなみにこのエレベーター、東芝製です。
(シンドラー社じゃつくれないかな??)
さらに地震の多い台湾ということから安全面が心配。
もちろん十分な耐震設計がされています。
また「マスダンパー」という、風対策の装置も設置され、風による揺れを防ぎ居住性を
高めています。

世界で最も大きく重い(660ton!)
そして、唯一露出して、一般人が目視できるウィンドダンパー(Damper)。
なんだか神秘的な印象です!
3日目は自由時間で市内を散策。
新幹線(日本の技術の)は乗りませんでしたが、地下鉄は乗りましたよ。
夜は有名どころで飲茶を。
小籠包がメチャメチャうまい!
台湾人はすごいお茶(烏龍、高山、東方美人、鉄観音などなど)を飲むから
肥満にならないらしいってさ。
旅行中はとにかく飲んで食べまくったけど、お茶を飲んでたせいか、腸は快調でした。
マッサージも何回か通ったおかげもあるかも。。。
4日目は免税店に立ち寄り、昼にはフライト。
以上3泊4日の旅行。
台湾は初めて、正直少しナメてたけど、台北は名古屋より繁華街も大きく、
活気づいててなかなかいい街でした。

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